島津製作所が精度100%検査時間半分のコロナ検査キット開発!

島津製作所が精度100%検査時間半分のコロナ検査キット開発!

島津製作所が画期的な新型コロナウイルス検出試薬キットを発売へ!

4月10日に驚きのニュースが報道されました。

島津製作所は4月10日、従来の約半分の時間で検査可能な新型コロナウイルス(COVID-19)検査キットを医療機関向けに販売すると発表。

島津製作所によれば煩雑な手作業を省いたことで、全工程を約1時間に短縮し検査に必要な人手や、人為的ミスも削減でき、精度も向上。

新しい新型コロナウイルス検出試薬キットの臨床実験では陽性10検体、陰性15検体を用いた陽性一致率、陰性一致率共に100パーセントを記録しており、従来の検査法( PCR検査)の精度を上回る精度で新型コロナウイルスの陽性、陰性の判断が可能とのことです。

月間生産量は10万検体分で、4月20日より医療機関向けに発売されます

島津製作所の新型コロナウイルス検出試薬キットの大きなポイント

今回の新型コロナウイルス検出試薬キットの大きなポイントは2つです。

1つ目は、全工程を約1時間に短縮し、検査に必要な人手や人為的ミスも削減できるとしている点。

二つ目は、陽性10検体、陰性15検体を用いた臨床実験では陽性一致率、陰性一致率共に100パーセントを記録している点です。

この100%の精度と従来の検査時間の半分という時間短縮により、新型コロナウイルス感染症の陽性、陰性を検査する検査体制が大幅に改善されることが期待されるということです。

従来のPCR検査は、4時間から6時間も掛かってしまう場合もあり、精度も悪かった、その従来の検査の行程とは。

  • 検体を採取
  • RNAを抽出
  • 逆転写反応
  • DNA増幅
  • モニタリング
  • 判定

これらの、複雑な工程ゆえに、4時間から6時間を要する事例もあったといいます。

しかし、島津製作所が今回開発した検査キットでは、こうした検査工程を迅速化し簡便化することに成功しています。

島津製作所のホームページより引用しますと

島津製作所は、4月20日にかねてより開発を進めていた
「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売いたします。

当面は国内のみの販売となりますが、5月以降の海外輸出も視野に入れて準備を進めてまいります。

1.迅速・簡便な作業性
キットには必要な試薬が全て含まれており、直ぐにPCR検査が実施できます。

試薬および試料の調製、前処理(加熱)、反応、検出という全工程を約1時間で完了できます。

煩雑なRNA抽出作業が不要で、試料は処理液と混合し加熱するだけのため、人手を低減でき、
かつ人為的なミスが防止できます。96検体用PCR装置を使って、96検体を検査した場合でも1時間半以内
(処理液の混合に15分、加熱処理に5分、PCRに65分で計85分)で行えます。

2.精度の向上
誤操作などにより、陽性にもかかわらず遺伝子増幅が起きなかった場合に誤って陰性と判断しないよう、
本キットの反応液には、増幅工程が正しく進んだことを確認するための参照成分を添加しています。

これにより、偽陰性が生じる可能性を低減し、検査結果の精度向上が期待できます。

https://www.shimadzu.co.jp/news/press/zfdyn69049lnnr8r.html

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日本国の新型コロナウイルスの対応は?

この島津製作所が開発した検査キットで、新型コロナウイルスの検査が確実かつ加速的に進められます。

今まで日本政府が進めてきた重傷者と軽症者の医療体制の差別化が100%の精度で行われ、死亡者が確実に減るでしょう。

この島津製作所が開発した検査キットを、早急に医療の現場に普及させ、不確実で時間の掛かるPCR検査と変更し、軽症者と無症状者を受け入れる施設の確保をすることで、新型コロナウイルスを押さえ込む事が出来る事でしょう。

とにかく日本政府が今、真っ先にやらなければならない事は、軽症者と無症状者を受け入れる施設の確保ではないでしょうか。

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